万月に込めた想い
この島のことを、はじめて話すような気がします。
万月は、長崎・大村湾に浮かぶ、
文明の音が届いていない無人島でした。
人の手が入らず、
風と波だけが、ずっとこの島を知っていました。
私たちはその島に、4年半の時をかけて、
月と海とともに過ごすための、静かなリゾートをつくってきました。

けれど、本当に創りたかったのは、
「なにもしない時間」です。
情報も、速度も、予定もないこの島で、
ただ風と波の音に包まれながら、自分を取り戻す。
誰かといても、誰ともしゃべらなくても、
ちゃんと「ここにいる」と感じられる時間。
万月は、そんな時間のためにつくられた場所です。
あなたが月を見上げたとき、
この島のことを少しでも思い出してもらえたら——
それが、私たちにとっていちばん嬉しいことです。
